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お知らせ
※当ページは開発者や法人の方向けの内容となります。
株式会社Live2D は、Live2Dモデルをユーザーアプリケーション上で扱うためのソフトウェア開発キット「Cubism 4 SDK」の正式版を2020年1月30日にリリースいたしました。
今回正式版がリリースされた製品は以下の通りです。
- Cubism 4 SDK for Unity R1
- Cubism 4 SDK for Native R1
- Cubism 4 SDK for Web R1
- Cubism 4 Viewer for Unity 1.4.3
Cubism Viewer for Unityのダウンロードはこちら
Cubism SDKとは
Live2D制作を行えるソフトウェア「Cubism Editor」で制作したLive2Dモデルを、モバイル向けアプリや家庭用ゲーム機など様々なアプリケーション上で取り扱いを可能にするためのソフトウェア開発キット(Software Development Kit)です。
Cubism 4 SDK R1追加機能
モーション再生終了時に、登録したコールバック関数を呼び出す機能を追加しました。
【対象】Cubism 4 SDK for Native、Cubism 4 SDK for Web
macOS CatalinaですべてのSDKの動作をサポート
macOS Catalinaにおいて、すべてのCubism 4 SDK(Cubism 4 for Unity, for Native, for Web)が動作することを確認しました。これにより、正式にmacOS CatalinaへのCubism 4 SDK正式サポートを行います。
Linux対応の強化
赤字の部分が、今回新たに追加された対応強化項目になります。
Cubism 4 SDK for Unity |
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Cubism 4 SDK for Native |
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Cubism 4 SDK for Web |
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※詳細な動作確認環境・開発環境等につきましては、各SDKパッケージ内のREADME.mdファイルをご確認ください。
Cubism 4 SDK for Web サンプルとフレームワークの分離
従来では、GitHub上の「CubismWebSamples」という単一のリポジトリにて「サンプルプログラム」と「フレームワーク」を管理していました。
今回の正式リリースに併せ、利便性向上のためにCubism SDK for Nativeと同様に「CubismWebSamples」と「CubismWebFramework」として、サンプル層とフレームワーク層のリポジトリを分離いたしました。
分離によるフォルダ構成の変更と移行ガイド
この分離に伴い、パッケージに含まれるフレームワーク層のフォルダ構成に変更がございます。既存のCubism SDK for Webを利用しているお客様向けの移行ガイドをご用意いたしました。アップデートを行う際はこちらをご確認頂き移行の作業をお願いいたします。
Cubism 4 Viewer for Unity 1.4.3リリース
Cubism 4 Viewer for Unity 1.4.3では最新版となるCubism 4 SDK for Unity R1を搭載。最新の環境で動作確認が行えます。
Cubism 3 SDKからのスムーズなアップデートが可能
Cubism 4 SDKはCubism 3 SDKへの後方互換に完全対応しています。そのため、既存のモデルデータを活かしつつも最新版であるCubism 4の新機能を取り入れることが可能となっているので、Cubism 3 SDKからCubism 4 SDKへのスムーズなアップデートが行えます。
もちろん今回リリースされたCubism 4 SDK正式版ではCubism 4 SDK beta版への後方互換も備えておりますので、同様にスムーズなアップデートが可能となっております。
Cubism 4新機能のCubism SDK対応状況はこちら
後方互換対応表
Cubism 4 SDK R1(正式版) | |
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Cubism 3 SDK x.x | 〇 |
Cubism 4 SDK beta.x | 〇 |
Cubism SDKの費用について
株式会社Live2Dでは、Cubism SDKをお客様のアプリケーション開発の検討・検証のために各SDKを初期費用なしで提供しております。
試用や開発の段階ではCubism SDK利用に伴う料金は発生いたしません。
ただし、お客様がCubism SDKを利用し作成したアプリケーションをリリースする際は、SDKリリースライセンス契約(正式名称:出版許諾契約)の締結と出版許諾ライセンス料金のお支払いが必要となる場合があります。
※アプリケーションの仕様によってはSDKリリースライセンスとは別で「拡張性アプリケーション出版許諾契約」が必要となる場合があります。
※各出版許諾契約について気になる点がございましたらお問い合わせフォームよりお問い合わせください。